この記事をご覧になっている方でオール電化をやめたいとお思いの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、オール電化でよくある後悔とガスに戻す際に必要な費用をご紹介します。
□オール電化をやめたい!よくある後悔とは?
オール電化で後悔する方は、どのような不満を持っているのでしょうか。
ここでは3つのケースをご紹介します。
*暖房の効きが悪く感じる
「オール電化にしたけれど、想定以上に暖まらない」
電気式のボイラーは、灯油やガスのボイラーより立ち上がりが遅く、暖まるのに時間がかかります。
そのため、このように感じる方は多いです。
また、1日の中で2時間通電がカットされるというような電気プランにしている方も多く、一時的に暖房がストップすることにより寒さを感じることがあります。
*停電したらキッチンも暖房も使えない
オール電化ですから、当然照明や暖房、給油やコンロも全て電気です。
そのため、停電が発生すると一気に使えなくなってしまいます。
北海道をはじめとした寒冷地でこのようなトラブルが発生するのは絶対に避けたいですよね。
*次にお湯が使えるようになるまで時間がかかる
オール電化は夜間にまとめてお湯を沸かしておくするシステムです。
そのため、お湯を使い切ってしまうと、次に使えるようになるまで時間がかかってしまいます。
大家族でシャワーを短時間で一気に使うなど、一度にたくさんの量のお湯を浸かってしまうと、次にお湯が使えるようになるまで時間がかかります。
この点には、注意が必要ですよね。
□オール電化からガスに戻す費用はどれくらい?
オール電化からガスに戻す際に必要な費用はどれくらいなのでしょうか。
必要な工事の費用は給湯器の撤去費用で1万円、ガス給湯器の本体代で5から25万円、設置工事費用で2から6万円程度です。
設備の設備のグレードによって費用は大きく変動します。
しかし、オール電化からガスに戻すメリットには何があるのでしょうか。
代表的なのが、お湯切れの心配がないことです。
ガス給湯器はお湯をその場で直接供給してくれるので、お湯が切れる心配がありません。
一方でオール電化では、大気の熱と電気を使ってお湯を作ります。
貯水タンクに必要な分だけのお湯を作って貯めているので、作ったお湯以上の量を使おうとすると、お湯切れを起こしてしまいます。
家族が多かったり、シャワー回数が多かったりするとお湯が足りなくなる恐れがあります。
このようなメリットがあるガスにぜひ変更してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回はオール電化でよくある後悔と、オール電化からガスに戻す費用をメリットを交えてご紹介しました。
とはいえ、オール電化をやめてしまうことで受けるデメリットも当然存在するため、メリットとデメリットをしっかり吟味して検討してくださいね。